アルメニ通信~静岡県浜松市のソフトウェア開発会社~

2018年08月21日

流行りの「プログラミング教育」の話

流行りの「プログラミング教育」の話



なかのです。
夏休みは身体に重りをつけたハードウォーキングしかしてません。
連休中に100kmは歩きました。痩せはしませんがスタミナはつきました。
予定もないし、誰にも会わなかったし

今朝から大阪桐蔭VS金足農による第100回甲子園決勝戦が気になって仕方ないです。
「エリート高校」VS「田舎の雑草魂」という構図がスラムダンクの山王VS湘北を思わせます。

大阪桐蔭の「史上初の春夏大会の2連覇」
金足農の「史上初の東北勢の優勝」

どちらが勝っても偉業達成。懸かってるものが大きい、少年漫画じみた展開を追いかけようと思います。

案の定、秋田県立金足農業高校のホームページはなかなか閲覧できません。

※追記
大阪桐蔭 13 - 2 金足農
終わってみればワンサイドゲームでしたが、各々の地元民には思い出深い試合になったと思います。
「甲子園100回といえば金足農だろう」と、ファンの間では語り継がれる事かと。
この為に、始業式の日程をずらした校長先生は立派だと思います。
さすがの100回目、今年は特に面白い甲子園でした。

前フリ



僕は勉強は苦手でした。
正しくは勉強しても器用に吸収できないタイプで、本を読む事は好きでした。
でも出来が悪かった方です。

何を考えたか、元はデザイナーです。
更に何を思ったか面白がってFLASHを使って食べてました。今はAnimateですね。
その次に半分くらいのペースでデザイナーに戻りました。
ついで、フロントエンドな立場になりました。
今はバックエンドなことも手を出してます。

この間、およそ12年くらい。
もっと早くやればよかったなぁと毎日思うことばかりです。

プログラミングよりOfficeの使い方のほうが先じゃない?



これからの子どもたちは2020年から学校教育の中でプログラミングを学べるようになりますね。

小学校を中心としたプログラミング教育ポータル

諸外国では既に取り入れられてるカリキュラムですが、日本もついに重い腰をあげたらしく、正直どうなるか・・・とそんなに期待してません。それよりはOfficeの使い方でもどうよ?と思います。
こういう考えはたぶんイレギュラー扱いされるのでしょうけど、今更グローバルなところにすり寄っても、実がなるのは最短でも2020年にピッカピカの小学校1年生が社会に巣立つ2034年前後くらい?と思うので、ハードルもプログラミングよりは遥かに低く、社会人やってれば7割くらいは触れる事になるOfficeを・・・と思ってしまいます。
(未成年の起業家てのも出てくるでしょうけど、ともかくとして)

元祖ハッカーの竹内郁雄さんの記事を見つけました。

日本のハッカー元祖が語る、花形プログラマー育成に必要なこと

ここにはこうあります。


ITエンジニアに必要なことは。


『楽ツ!(ガッツ)』だ。これは複数の意味がある。人々が楽しくなる技術を開発する。辛いことも楽しいと思ってやれる。それを楽だと思ってやれる。

ITエンジニア以外の人には、どんな教育が必要ですか。


専門家にならなくても、小学校や中学校で情報という学問を学ぶことが必要だ。
(中略)
ただ、あれもこれも『やらなければならない』という強迫観念を持って取り組むと、かえって良くない。



楽しくあれ



つまりは「楽しくあれ」とのことです。
この「楽しく」というのがまた厄介で、最初の一歩から思える人もいれば、僕みたいに何事も五合目ぐらいまでいかないと何も感じない損ばかりしている人もいるでしょう。
デザインもFLASHもフロントエンドっぽい事も4合目から6合目くらいのペースで少しは身になってきたと思いました。
では今現在、手を出さざるをえないバックエンドは・・・おそらく2合目くらい。

プログラミング教育に携わる「先生」と呼ばれる方は、なんでもかんでも吸収する子供達にこの点をどう伝える事ができるのかが今後の長く続く課題になるのではと考えます。
なんでもそうですけど、向き不向きありますからね。
不向きでもそれは楽しいことであると教える事ができれば御の字じゃないでしょうか。

竹内郁雄さんがサイボウズ式にて連載されている「ハッカーの遺言状」がなかなか読ませてくれます。
よければサボってる間にでもゼヒ。


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Posted by アルメニ at 09:39 │IT学びコンピュータ

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